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LBXイプシロンHF(ハイパーファンクション)設定画版製作記
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ずっと気になっていたLBXでありつつもプラモデルキット化をまっていたイプシロン。
一向に発売されないので一念発起してスクラッチして作るか、となりました。
まずは製作のために資料集めから。
これはワンドリ君からもらった公式設定画で決着。
いつもはバリバリにアレンジしてしまいますが、今回はできるだけ設定画に忠実に立体化するという方針で開始しました。
もらった資料はこれ

ネットで調べたもの以上に解像度があり助かりました。ただこれも拡大すると詳細はぶれててわからなかったので細かいところは勘で補足という形に。
イプシロンはそれなりに立体化されている先達がいるので最後発の売りとして何かアピールポイントを考えなければならないと思いました。
それが
①設定画版
②HF(ハイパーファンクション)版
③電飾 の3つです。
既製品からパーツを流用できないかを考えてみましたが、結局はほとんどがスクラッチするしかないとの結論に至りました。
とはいえベースがあったほうがシンメトリーも出しやすいし楽ということでまずは全体像を眺めたたき台を考えました。
頭部は電飾の関係上パーツ構成が非常に使いやすいだろうと考えたAX-00
胴体はデザイン的に近いオーディーン
手足は暫定的にAX-00(脛部はオーディーン)
そしてできたたたき台がこれ


まずはアイラインを設定画にあわせるべくツインアイ形状を改修

側頭部パーツをプラ板をゲージにスクラッチ

フェイスパーツをエポパテからスクラッチし下腕をアキレスに変更。肩パーツベースに30MMのポルタノヴァ指揮官型のものを採用。不要部分を切り飛ばしています。胸部と股パーツは1/144AGE1から流用。胸部は2個をきりつめて接着。股パーツはあまり意味がなかったです。
リアスカートはマグナオルタスから流用。




イプシロンの頭部の最大の特徴であるトサカをタミヤ2mmプラ板から切り出し。ひっじょ~~~~に硬かったです。
マジで。


ツインアイを電飾するのでHFオーディーンの要領でトサカにミライトを仕込むべく加工


ここからやや本格的な工作に入りました。
まずモチベーションを高める意味で頭部から仕上げることにし、アンテナ、額パーツをwaveプラ=プレートを駆使してスクラッチ
胸部や股部も地味に進めました。


トサカ裏のスジボリディティールもしっかり再現

順調とおもいきやどうにも頭部形状がしっくりこない。原因は分かっていました。アンテナの形状です。
ただ作り直すのが非常に手間でこのまま進めてしまうか作り直すか非常に悩みましたが、人形は顔が命なので作り直すことにしました。
パーツ形状の特質上プラ=プレートで3段構成。
胸部もプラ材で形状出し。足は関節をペルセウス足に移植して採用。





背中のブースターはペルセウスのものを基本としプラ=プレートで延長。
30MMのパーツを駆使してアキレスD9の背中パーツを介して接続。




股部パーツを形状出しし下腕にノーマル版アキレスの腕輪をアーマーとして採用。



頭部が完成に近くなってきたのでツインアイをクリアパーツに置換。
レモンイエローとクリアイエローで作成してみてレモンイエローは電飾効果が薄くなってしまうのがわかったのでクリアイエローを採用。






フロントスカートをプラ=プレートでスクラッチ



額から目につながるラインが設定画と異なっていたので斜めにきれいにつながるように修正


サイドスカートをプラ=プレートからスクラッチ。塗装の便利さを考えて赤いブースター部は別パーツに。小さい丸いパーツはコトブキヤの丸モールドⅡを組み合わせて製作。このパーツは塗装の便を考えて別パーツ化。


一度バランスを見るために仮の装備でポージング。

サイドスカートのブースター部分をエポパテからスクラッチ。背部スラスターにエバーグリーンのスリット材でスラスター追加。ミネルバのパーツとプラ=プレート、30MMの股部関節を使用して背部下部スラスターを追加。





最大の難関である脛部に着手。赤いパーツの関節部の際、設定画は前から見ると斜めに切り下がっているけども横からの画を再現するとそうはならないというトリック。特にHF関節が入っているのでなおさら再現が難しい。が、なんとかクリアしました。
同じものを左右でできるとはとても思えなかったのでUVレジンで基幹部を複製。膝アーマー・脛アーマーは左右それぞれエポパテからスクラッチしました。




膝裏も同様に悩みつつもクリアし複製。肩アーマーをポルタ指揮官型をベースにプラ材とエポパテでスクラッチ。赤い丸パーツはエルシオンのもの。ここと肩最外殻は塗装の便を考えて別パーツ化。つま先はエポパテでスクラッチ。




肩にエバーグリーンのプラ材でスラスター追加。背部スラスターもプラ材で輪郭を囲い。リアスカートはマグナオルタスのものを形状変更しブースター部をエポパテからスクラッチ。かかとも同様にエポパテからスクラッチ。




下腕に六角形状のディティールを追加。こんなもの8個もつくってられないので原型をつくってUVレジンで複製。




これにて本体はいったん仮完成。
武器作成にうつりました。
盾(ガーダー)はそんなに難易度が高いともおもえなかったので難しい方の武器槍、イプシロングレイブから着手しました。
HJのムック本をみても積層プラ材から削り出しとしか書いてなくて正直どうやって作ればいいか途方に暮れてたのですが、ブロック状に積み上げていけばなんとかなるのでは?と思い立ち製作開始。


そして・・・はい、完成笑
いやもうこれ説明できないですね。がんばってプラ材から作り出したとしかいいようがないです。
ブレード部はエポパテで原型を作りおゆまるでUVレジン複製です。パジコの宝石の雫のイエローを1滴だけ入れて着色しています。




このへんで辛抱たまらなくなって仮ポージング。👍

そしてイプシロンガーダー製作へ。
ビームシールド部はΣオービスのものを切り詰めてベースに。他は全てプラ材からスクラッチ。盾基部のポッチはコトブキヤ丸モールドⅡのものです。




ビームシールド部をUVレジンで複製して全パーツ完成です。




9月末からスタートしてここまで約1か月。自分でも驚くほどのハイペースできました。
ここから地獄の表面処理にはいりました。表面処理回数は3回ほど。
そしていよいよ完成です。

塗装においてはオレンジ部の色に非常に悩みました。
というのもHJ作例はおもいっきりオレンジで塗ってますしゲーム中のキャプチャもオレンジ味が強く見えるんですが設定画をみると赤に非常に近く見えるという・・・。
色々オレンジと赤で調色してみた結果、あくまで私個人として納得できた色は赤に近いオレンジではなく、オレンジに近い「赤」ということでした。
塗装レシピは以下の通りです。
青:ガイアノーツ コバルトバイオレット
オレンジ:クレオス クリムゾンジェム多+オレンジ少々
シルバー:クレオス スーパーファインシルバー
黒:クレオス フィニシングサーフェイサー黒
黄色:ビーム部クレオスクリアイエロー 本体部クレオスメタルイエローの上にクリアイエロー
ツインアイ:クレオス クリアゴールド
イエロー部以外は全てクレオスなめらかクリアーでコートしています。
またツインアイやビーム部UVレジン等樹脂部は食いつきをよくするためガイアノーツミッチャクロン(暴論)を下地にぬっています。
相当長くなったので完成画像は別項目で。
一向に発売されないので一念発起してスクラッチして作るか、となりました。
まずは製作のために資料集めから。
これはワンドリ君からもらった公式設定画で決着。
いつもはバリバリにアレンジしてしまいますが、今回はできるだけ設定画に忠実に立体化するという方針で開始しました。
もらった資料はこれ

ネットで調べたもの以上に解像度があり助かりました。ただこれも拡大すると詳細はぶれててわからなかったので細かいところは勘で補足という形に。
イプシロンはそれなりに立体化されている先達がいるので最後発の売りとして何かアピールポイントを考えなければならないと思いました。
それが
①設定画版
②HF(ハイパーファンクション)版
③電飾 の3つです。
既製品からパーツを流用できないかを考えてみましたが、結局はほとんどがスクラッチするしかないとの結論に至りました。
とはいえベースがあったほうがシンメトリーも出しやすいし楽ということでまずは全体像を眺めたたき台を考えました。
頭部は電飾の関係上パーツ構成が非常に使いやすいだろうと考えたAX-00
胴体はデザイン的に近いオーディーン
手足は暫定的にAX-00(脛部はオーディーン)
そしてできたたたき台がこれ


まずはアイラインを設定画にあわせるべくツインアイ形状を改修

側頭部パーツをプラ板をゲージにスクラッチ

フェイスパーツをエポパテからスクラッチし下腕をアキレスに変更。肩パーツベースに30MMのポルタノヴァ指揮官型のものを採用。不要部分を切り飛ばしています。胸部と股パーツは1/144AGE1から流用。胸部は2個をきりつめて接着。股パーツはあまり意味がなかったです。
リアスカートはマグナオルタスから流用。




イプシロンの頭部の最大の特徴であるトサカをタミヤ2mmプラ板から切り出し。ひっじょ~~~~に硬かったです。
マジで。


ツインアイを電飾するのでHFオーディーンの要領でトサカにミライトを仕込むべく加工


ここからやや本格的な工作に入りました。
まずモチベーションを高める意味で頭部から仕上げることにし、アンテナ、額パーツをwaveプラ=プレートを駆使してスクラッチ
胸部や股部も地味に進めました。


トサカ裏のスジボリディティールもしっかり再現

順調とおもいきやどうにも頭部形状がしっくりこない。原因は分かっていました。アンテナの形状です。
ただ作り直すのが非常に手間でこのまま進めてしまうか作り直すか非常に悩みましたが、人形は顔が命なので作り直すことにしました。
パーツ形状の特質上プラ=プレートで3段構成。
胸部もプラ材で形状出し。足は関節をペルセウス足に移植して採用。





背中のブースターはペルセウスのものを基本としプラ=プレートで延長。
30MMのパーツを駆使してアキレスD9の背中パーツを介して接続。




股部パーツを形状出しし下腕にノーマル版アキレスの腕輪をアーマーとして採用。



頭部が完成に近くなってきたのでツインアイをクリアパーツに置換。
レモンイエローとクリアイエローで作成してみてレモンイエローは電飾効果が薄くなってしまうのがわかったのでクリアイエローを採用。






フロントスカートをプラ=プレートでスクラッチ



額から目につながるラインが設定画と異なっていたので斜めにきれいにつながるように修正


サイドスカートをプラ=プレートからスクラッチ。塗装の便利さを考えて赤いブースター部は別パーツに。小さい丸いパーツはコトブキヤの丸モールドⅡを組み合わせて製作。このパーツは塗装の便を考えて別パーツ化。


一度バランスを見るために仮の装備でポージング。

サイドスカートのブースター部分をエポパテからスクラッチ。背部スラスターにエバーグリーンのスリット材でスラスター追加。ミネルバのパーツとプラ=プレート、30MMの股部関節を使用して背部下部スラスターを追加。





最大の難関である脛部に着手。赤いパーツの関節部の際、設定画は前から見ると斜めに切り下がっているけども横からの画を再現するとそうはならないというトリック。特にHF関節が入っているのでなおさら再現が難しい。が、なんとかクリアしました。
同じものを左右でできるとはとても思えなかったのでUVレジンで基幹部を複製。膝アーマー・脛アーマーは左右それぞれエポパテからスクラッチしました。




膝裏も同様に悩みつつもクリアし複製。肩アーマーをポルタ指揮官型をベースにプラ材とエポパテでスクラッチ。赤い丸パーツはエルシオンのもの。ここと肩最外殻は塗装の便を考えて別パーツ化。つま先はエポパテでスクラッチ。




肩にエバーグリーンのプラ材でスラスター追加。背部スラスターもプラ材で輪郭を囲い。リアスカートはマグナオルタスのものを形状変更しブースター部をエポパテからスクラッチ。かかとも同様にエポパテからスクラッチ。




下腕に六角形状のディティールを追加。こんなもの8個もつくってられないので原型をつくってUVレジンで複製。




これにて本体はいったん仮完成。
武器作成にうつりました。
盾(ガーダー)はそんなに難易度が高いともおもえなかったので難しい方の武器槍、イプシロングレイブから着手しました。
HJのムック本をみても積層プラ材から削り出しとしか書いてなくて正直どうやって作ればいいか途方に暮れてたのですが、ブロック状に積み上げていけばなんとかなるのでは?と思い立ち製作開始。


そして・・・はい、完成笑
いやもうこれ説明できないですね。がんばってプラ材から作り出したとしかいいようがないです。
ブレード部はエポパテで原型を作りおゆまるでUVレジン複製です。パジコの宝石の雫のイエローを1滴だけ入れて着色しています。




このへんで辛抱たまらなくなって仮ポージング。👍

そしてイプシロンガーダー製作へ。
ビームシールド部はΣオービスのものを切り詰めてベースに。他は全てプラ材からスクラッチ。盾基部のポッチはコトブキヤ丸モールドⅡのものです。




ビームシールド部をUVレジンで複製して全パーツ完成です。




9月末からスタートしてここまで約1か月。自分でも驚くほどのハイペースできました。
ここから地獄の表面処理にはいりました。表面処理回数は3回ほど。
そしていよいよ完成です。

塗装においてはオレンジ部の色に非常に悩みました。
というのもHJ作例はおもいっきりオレンジで塗ってますしゲーム中のキャプチャもオレンジ味が強く見えるんですが設定画をみると赤に非常に近く見えるという・・・。
色々オレンジと赤で調色してみた結果、あくまで私個人として納得できた色は赤に近いオレンジではなく、オレンジに近い「赤」ということでした。
塗装レシピは以下の通りです。
青:ガイアノーツ コバルトバイオレット
オレンジ:クレオス クリムゾンジェム多+オレンジ少々
シルバー:クレオス スーパーファインシルバー
黒:クレオス フィニシングサーフェイサー黒
黄色:ビーム部クレオスクリアイエロー 本体部クレオスメタルイエローの上にクリアイエロー
ツインアイ:クレオス クリアゴールド
イエロー部以外は全てクレオスなめらかクリアーでコートしています。
またツインアイやビーム部UVレジン等樹脂部は食いつきをよくするためガイアノーツミッチャクロン(暴論)を下地にぬっています。
相当長くなったので完成画像は別項目で。
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